松本蟻ケ崎キリスト教会の信仰告白 (9)

 松本蟻ケ崎教会の信仰告白、9つめの項目は「教会と国家」です。


9. 教会と国家

教会は、政治の力を利用せず、また利用されることのないように、教会と政治の分離(政教分離)の原則を守ります。

国家も神の支配のもとにあり、救いに招かれている全ての人々の尊厳を守らねばなりません。全ての人々の良心の主は神のみであり、決して国家ではないのです。

教会は、国家に対して常に目を注ぎ、このために祈り、神のみ旨に反しない限りこれに従います。

 

参照聖句:

マタイ 22:15 - 22

(22:15) それから、ファリサイ派の人々は出て行って、どのようにしてイエスの言葉じりをとらえて、罠にかけようかと相談した。 

(22:16) そして、その弟子たちをヘロデ派の人々と一緒にイエスのところに遣わして尋ねさせた。「先生、わたしたちは、あなたが真実な方で、真理に基づいて神の道を教え、だれをもはばからない方であることを知っています。人々を分け隔てなさらないからです。

(22:17) ところで、どうお思いでしょうか、お教えください。皇帝に税金を納めるのは、律法に適っているでしょうか、適っていないでしょうか。」

(22:18) イエスは彼らの悪意に気づいて言われた。「偽善者たち、なぜ、わたしを試そうとするのか。

(22:19) 税金に納めるお金を見せなさい。」彼らがデナリオン銀貨を持って来ると、

(22:20) イエスは、「これは、だれの肖像と銘か」と言われた。

(22:21) 彼らは、「皇帝のものです」と言った。すると、イエスは言われた。「では、皇帝のものは皇帝に、神のものは神に返しなさい。」

(22:22) 彼らはこれを聞いて驚き、イエスをその場に残して立ち去った。

 

第一ペテロ 3:16

(3:16) それも、穏やかに、敬意をもって、正しい良心で、弁明するようにしなさい。そうすれば、キリストに結ばれたあなたがたの善い生活をののしる者たちは、悪口を言ったことで恥じ入るようになるのです。

 

使徒言行録 4:19

(4:19) しかし、ペトロとヨハネは答えた。「神に従わないであなたがたに従うことが、神の前に正しいかどうか、考えてください。

 


次回は「10. 終末」をご紹介します。